はじめに
奄美ペイス財団は、奄美の雄大な自然と、島に息づく貴重な文化に深く敬意を抱きながら、未来を担う子どもたちと、奄美を愛するすべての人々に向けて「学び」と「つながり」の場を届けることを目的に設立されました。
私たちは、非営利の精神を大切にしながらも、持続可能なかたちで事業を育み、地域に根ざした「やさしい経済」を紡いでいきます。
設立の背景
設立者・ペイス照子は1928年(昭和3年)、奄美大島に生まれました。戦争という激動の時代を経験しながらも、奄美に駐留していたGHQの青年チャールズ・ペイスと出会い、島の人々に祝福されながら結婚。
チャールズは生前、「いつか故郷である奄美のために恩返しをしたい」と語り続けていました。その想いを受け継ぎ、照子は彼と共に長年準備を重ね、財団設立に至りました。
私たちの理念
この島が与えてくれた恵みと出会いに、深い感謝をこめて。 ひとりひとりの想いが、明日の島を照らす灯火になることを信じて。
奄美ペイス財団は、島の自然・文化・人々のつながりを守り育てることを使命としています。
来年度より本格始動する事業では、教育・地域交流・文化継承を軸に、世代を超えた学びの場を創出していきます。
